君、にこっと優しく微笑んでちゅっておでこにキスしてくれた。 「きみみたいな、優しい匂いだったから。これにした」 君を見つめたら、そう言われて。 私の心パンクしそう。 ドキドキ、激しいよ。 心臓破けそうだよ。 「私、いつも傍にいる?」 尋ねてみたくなった。 だって君、時々しか会えないから。 「うん、いるよ。だから頑張れるんだ」 私の冷えた手をそっとにぎり締めて。 君はまた優しく微笑むんだ。