僕は君が憎い。



君は、僕を見てくれないから。




僕だけを見つめてくれないから。




なんで、僕じゃないんだ?




漆黒に染まった心臓は、僕の血液をも黒くする。







君しかいないんだと、何回胸の中で呟いただろう。







君が必要だと、何回求めただろう。





いつかこの気持ちは君に届くと信じていた僕。




そんな僕はただの弱虫なだけじゃないか。





手に入れたい。




だったら、力づくでも取りに行くべきなんだ。