姫ちゃんとはそこで別れて、ステージが真正面から見える場所に移動した。 「あれ?音弥君に天歌ちゃんだ」 「唄宇!!」 またまた唄宇と会った。 唄宇がここにいるって、姫ちゃん知らないのかな? 「天歌ちゃんこっちに来なよ」 「いいけど……」 チラッと先輩を見たら、嫌な顔はしてなかった。 あたしが気を使ったら、逆に険悪になっちゃうかな……。 唄宇も悪気があるわけじゃないし、別にいいよね。 唄宇の友達もいることだし。 あたしはそう思って唄宇の隣りに行く。 すると体育館の中は真っ暗になった。