今までずっと姫ちゃんは歌手になるんだって、遊んでいたけど、レッスンは欠かさなかった。
念願の歌手デビューして、仕事も忙しくて。
「憧れとかじゃなくて、本当に好きなの。変装しなきゃ来れないような立場だってわかってるけど……」
姫ちゃん……。
今まで散々な関係だったけど、妹の恋を叶えてあげたい。
「あたしがウタウと話をしてあげる」
「はぁ!?天ちゃんって本当にバカなの!?」
「大丈夫、ウタウって人となら少しだけ顔見知りなの」
「天ちゃんが!?」
たぶんあっちもあたしの事を覚えているはずだよね。
「あたしに任せなさい!!」



