先輩と話をしていたら、優姫と田渕部長が来た。 よし、お昼だ!! 「これ、一人で作ったの?凄いね…」 「朝から頑張りました!!ささっ、食べてください!!」 お重の蓋を開いて、小皿を渡す。 「うわっ、赤飯だ」 「いつもと違うお弁当じゃつまらないですからね」 パクパクと食べる先輩と優姫。 話してくれるのは田渕部長しかいない。 まぁ…いつもの事だし、気にしちゃいないけど。 「先輩、美味しいですか?」 「ん、…うまい」 「じゃんじゃん食べてください!!」 「そんな食えねぇよ…」