繁華街の事を言われたら、あたしにはさっぱり次元が違う話だ。 「今でも伝説に残ってますよね!!」 「え、そう?」 「はいっ!!わざわざ総長の座が用意されてるのに、それを断ったのは音弥さんだけですよ!!」 「俺だけじゃない気もするけどな……」 「そんな事ないです!!」 次第に姫ちゃんが先輩に近づいている。 これはいけない。 あたしの頭が危険信号を出す。 「せ、先輩。早く行きましょ。ご飯できてるみたいだし……」 「あ、うん…」 早く姫ちゃんから先輩を離さなきゃ。 魔の手が忍び寄る前に!!