「あの、これ…」 「わぁ!! ありがとう」 「ママ、落ち着いてっ」 「さっそく食べようかしら」 「ママ……」 ママ…、なんかお祖母ちゃんみたいになって来てる……。 「天歌のお母さん、テレビと印象が違う……」 「うん…。今日は特にね……」 パパなら安心していられるのに、ママは安心出来ない。 「天歌ー、小さいフォークはないの?」 「もう、ちょっと待ってて」 リビングに先輩を残して、キッチンに向かう。 「ママは戻ってていいから。あたしがする」 「ごめんね…」 ママじゃ時間がかかっちゃう。