――クリスマス当日。 いつもよりはオシャレして、駅前で先輩を待っていた。 「はー…寒っ…」 寒いのが苦手なあたしにとって、冬の外は極寒に感じる。 「忘れ物ないよね…」 お金と先輩へのプレゼントは何回もあるかチェックしたし、あとは買えばなんとかなるだろうし。 まだかな……。 「……あっ!!」 人混みの中に先輩の姿を見つけた。 あたし、先輩を見つけるのは、かなり得意かもしれない。 「先輩っ!!」 あたしが手を振ると、先輩が気づいてくれた。 今日もカッコいいな……。