電灯の明かりで照らされた道を二人で歩く。 もうすぐあたしの家だ。 本当はもっと話、聞きたいんだけどな……。 「あっ……」 マンションの前に止められてる一台の車。 ……と、姫ちゃんの声? あの車の持ち主は、姫ちゃんの知り合いなのかな? なら、姫ちゃんが中に入ってから行ったほうがいいよね。 偶然遭遇って形になったら、あとで何と言われるか……。 あたしが急に歩くのを止めたから、先輩も歩くのを止めて、あたしの方を向いた。 そして先輩は、あたしの目線を追って…… 「あっ……」