「優姫!! おはよっ!!」 「はよ…天歌…」 「眠いの?」 「寝不足……」 朝からボーッとしてる優姫と一緒に教室に入った。 「…………」 まだ1日しかたってないのに、すでにグループが出来ている。 たぶん、あたしと優姫、乗り遅れてる気がしなくもない。 ……いや、そうだろう。 まぁ…あたしとしちゃ、優姫がいれば十分なんだけど。 優姫はオタクの友達、作るかもしれないけど!! 「あーヤダ」 「優姫?」 「この女、うざい」 「…………」 はいはい。 またケータイですか…。