LOVE★sick




「さてと、そろそろ帰るか、」

「あのっ…!!」

「どーした?」

「……先輩の夢ってなんですか?」

「俺?」

「はい、」

「俺の夢は……――」







その言葉を聞いた時、あたしの心臓はドクドク鳴っていた。











――――『俺の夢は、この先ずっと幸せで暮らせるような、人生を歩みたい。』