LOVE★sick





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「感動しました!!」



そう、あたしは先輩に言った。



今は映画館の近くにある喫茶店。


時間がお昼を過ぎていたから、昼食を取るためにきた。


ファミレスでもよかったんだけど、こっちが近かった。



「途中泣いてたよな?」

「だって、感動するじゃないですか!!」

「まぁ女からしてみれば感動だな。男からしてみれば、普通かも」

「えー。それは先輩だけですって」

「かもな」



あの時泣いてたのは、感動したからでもあるし、また別の感情も入ってたからなんだけど。



これはあたしだけの秘密。