LOVE★sick




そんな事思ってたら、あっという間に家に着いた。



さてと、夕食の準備に取りかかるか。



「手伝おうか?」

「これはあたしの仕事なの。手伝わなくて大丈夫」

「天歌は将来、いいお嫁さんになるよ」



パパにそう言われると、自信がつくじゃないか!!



家事できてよかったぁ〜。



「なんでパパはママと結婚したの?」

「ん〜…、何でって言われてもな。互いに必要な存在だったからな、俺と琉莉は」

「必要な存在?」

「チビん時からいつも琉莉がいて、同じように夢を追いかけて、言葉じゃ表しにくいんだけど」

「ふーん」



必要な存在かぁ……。