私は、何も言わずに 家に走り出した 後ろでは 夏の声が聞こえた気がした でも決して振り向かなかった 悲しさと悔しさが 込み上げてきたから 家への道で、 走りながら空を見上げた その空に、私は今までの 私に別れを告げることを誓った