人は減ることなく 日が変わっても集まった 「可愛くなんて…ない」 そう小さくつぶやいた 私の一人言は儚く消えていく 昨日しゃべったことをきっかけに 小野くんとは話すようになった 話していてとても楽しい 麻里も楽しそう 話していると、一際大きな話し声が 私達の教室の前で止まった また集団が来たのか、と そちらを見る