「自分勝手だよな… あんなひどいこと言っといて 俺は自分なりに反省して お前に謝ろうと思った …だけど、できなかった」 「高校に入って… その…"板野"に一目惚れ…した」 「えぇぇ?!」 夏の顔を見ようとすると 頭を腕で固定された 「バカ!今こっち見んな!!」 必死に垣間見た夏の顔は 真っ赤だった 「接点も進展もない"みみ"を 忘れようとしたんだ」 「…」