「保健室行こ!」 「いいよ~」 「ダメ!行くよ」 腕を引かれて強制的に 保健室に連れていかれた 「微熱ね」 体温を測ってみたら微熱 「微熱だけど、顔色悪いから 帰ってもいいわよ?」 「…帰り、ます」 大したことはないけど このまま学校にいると 麻里が怖いから一応帰ろう 「お大事にね?」 麻里は校門まで送ってくれた 「ん、ありがと」 私は学校に背を向けた