「…莉!…由莉!!」
いきなり先輩に呼ばれ我に返る。
「はっ、はい?」
「聞いてなかったでしょ…」
「す、すみません…」
「いいよ、後で話す。で、由莉は何にする?」
私達は学食に来ていた。
先輩が部活関係で用事がない日はこうして一緒に昼食をとっている。
「あ、じゃあ私カレー…」
「分かった、買ってくるね」
そう言って先輩は人混みの中に入っていく。
最初の頃は私も行くって言ってたけど「小さいし危ないから」って理由で拒否されていた。
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