恋と狼と陸上と…

「いいんですか?」


美世は遠慮がちに言った。



「大丈夫よ!あら?まだ何も買ってないの?席は確保しててあげるから、早く買っていらっしゃい!」


絵里さんは私たちにそう言ってくれた。



「ありがとうございます。じゃあ、行ってきます」


と、美世が言ったので、私も慌てて



「ありがとうございます」


って頭を下げた。