恋と狼と陸上と…

私と美世は一斉に振り向いた。


そこにいたのはこっちに向かって歩いて来る聡太さん。相変わらず爽やかでかっこいい。



そしてその隣に背の高い男の人。


長めの髪がちょっと目にかかっている。


あっ…あの人だ。


間違いない!あの人だ!!


私は振り向いて絵里さんに「あの人です!!」と言った。


「「えーーーーーーーーーーー!!」」

絵里さんと美世の驚きの声は中庭中に響き渡った。



「嘘でしょ?」

美世が私に聞いた。


「え?なんで?あの人だよ」


私が美世に言うと「信じられない」と美世も絵里さんも言った。