「待って」
私はその人のブレザーの裾をつまんだ。
「あ?」
その人が振り返る。
「一緒に学校に行ってください。お財布を机に忘れちゃって…お財布ないと電車に乗れなくて…帰れないんです…」
本当にやばい。このカッコイイ人にうつつを抜かしている場合ではない。緊急事態なんだ!
定期が入ってる財布を忘れるということは家に帰れないということ。
でももう真っ暗な道を一人で行くのも怖いし、誰もいない学校なんて、絶対怖い!!一人でなんてとても行けない。
「ひとりで行け」
その人は低い声でそう言った。その言い方があんまりにも冷たくて、私は一気に泣きそうになった。
財布を忘れて帰れないかもしれないという不安と、誰もいない暗い学校に取りに行く不安でいっぱいなのに、冷たく言われて、もう心細くてたまらなくなった。
私はその人のブレザーの裾をつまんだ。
「あ?」
その人が振り返る。
「一緒に学校に行ってください。お財布を机に忘れちゃって…お財布ないと電車に乗れなくて…帰れないんです…」
本当にやばい。このカッコイイ人にうつつを抜かしている場合ではない。緊急事態なんだ!
定期が入ってる財布を忘れるということは家に帰れないということ。
でももう真っ暗な道を一人で行くのも怖いし、誰もいない学校なんて、絶対怖い!!一人でなんてとても行けない。
「ひとりで行け」
その人は低い声でそう言った。その言い方があんまりにも冷たくて、私は一気に泣きそうになった。
財布を忘れて帰れないかもしれないという不安と、誰もいない暗い学校に取りに行く不安でいっぱいなのに、冷たく言われて、もう心細くてたまらなくなった。
