「綾はかわいいから怖くないもんね」


私の髪をくちゃっとする美世。


童顔のせいでなめられてしまう。


睨んだって無駄な抵抗。



「もういいよ!絶対私も彼氏を作ってやる!」


私はこぶしを突き上げた。



「楽しみだね♪」


あくまで馬鹿にしている美世。



もう!!絶対彼氏つくってやる!!


私は優しくてスポーツマンで出来ればかっこいい彼氏を作るんだ!


あんまり高望みはできないけど、妥協もしたくない!


でも絶対彼氏を作ってやる!!