恋と狼と陸上と…

「おかえり美世ちゃん」


席に着くと絵里さんはその美しい顔で微笑みを作り、私たちに投げかけてくれた。



女の私でも惚れてしまいそうなほど、美しかった。



整った顔は自然に色気を身にまとうようだ。



この人に誘惑されたら、女とか男とかそんなんじゃなく、確実に私はのってしまいそうな気がする。



私は絵里さんがレズに走らないことを祈った。