ゴンッ あたしは頭突きをした。 「いった!!」 そりゃ-痛いだろう… 何せ、石頭少女と呼ばれた女ですから!!! 「もう、いいです!!その鉄の棒は先輩が責任持って、持って行ってくださいよ!!」 そういい残し、その場を立ち去った… あたしは、それだけしか言えない理由があった… あの場にもし、まだ居たらきっと溶けてしまいそうだったから。 別にすきでも無いけど、桃城先輩のフェロモンで溶けそうになった… この赤面姿、誰にも見られたくない… だから、少し草原の方へと向かった。