「ま…りや………」 鞠哉は、修兄に聞く前からもしかしたら気づいてたのかもしれない… 鞠哉、ありがとう。 あたし… 決めたよ。 鞠哉が今まであたしに与えてくれた幸せ、無駄にしないから。 別の道を歩むことになっても… 「鞠哉、安らかに眠ってね…」 あたしは、それだけを言い残し急いで楓のもとへと向かった。