―2日後 あたしは、いつものように学校の帰り道にお花屋に寄って、それから直行で病院へ向かうように決めていた。 今すぐにでも鞠哉に会いたい。ギュッと抱きしめたい。 「すみませーん、お花を予約していた橘ですけど…」 「あ、はい。少々お待ち下さい。」 そう言われ、少し待っていた。 待ち続けて2分後に、大きな花束をあたしは受け取った。 すると…