ベッドの上で寝ている鞠哉。 やはり、沢山ケガをしていた。そりゃそうだよね…交通事故なのだから。 それに、あちこちを包帯でグルグル巻きにされていたら、もっと痛々しく見える… あたしは涙目になりながら、鞠哉に近づき話しかける。 「鞠哉……」 あたしはそっと手を握り、神に誓う。 "どうか…鞠哉を助けて下さい。"