慌てて階段を下りる。 ドスドス… 「ちょっと待っ…ー」 「…?かえで、何言ってんだ?」 そう、あたしはちょっとした早とちり。実は、あたしに小包が届いていたらしい… 「誰から?」 「佐古田ばあさんからみたい。」 小包に貼ってある紙を見ながら、修兄は言う。 「佐古田おばあちゃん?!ワーイ…何だろう?」 佐古田おばあちゃんは、あたしの大好きな大好きなおばあちゃん。そして、佐古田おばあちゃんは、あたしの母さんのお母さん。すっごく優しいから、大好きなの。