「ハハ、な-に真剣な顔で言ってんの?ウケル-」 笑いと少し焦りが混じった。 「かえで、桃と何かあったんか…?」 修兄の勘は鋭い。 「は?別に何もないし!!」 「そか。」 シーンとするリビング。 親はまだ仕事中で、誰も帰ってこない。 そんな中シーンとしていたリビングに、 呼び鈴が響き渡った。 ピンポーン…♪