疑問が募るたびに、泣かないと決めていたはずなのに、涙が溢れる。 ━…学校 学校には20分前に到着した。 あたしは一旦女子トイレと向かい、鏡で自分の顔を見た。 目の回りが真っ赤になっていて、瞼は腫れていた。 「ハハッ…あたしってアホじゃん…」 どうして泣くまでして楓のことを好きでいなくちゃいけないのかが、分からなくなった… だから… あたしは、決めた。 ゙桃城先輩の元へと行く事を…゙