「……。」 何も言葉が出なかった。 でも、何か違うよなー…という気はしていた。 雰囲気とか… でも、そんなに凄い企業の娘なら、何でここに来たのだろう…? もっと豪華な高校があるだろうに… 「ってな訳で、あたし等は失礼させて頂くよ。」 そう言って、瞳ちゃんの腕を掴んだ… でも、あたしはまだ聞きたいことがあったから、思わず大きなこえで… 「ちょっと待って!!」と叫んだ… すると、嫌そうな顔でチラリと見られた。