「おい。早くしろよ。 俺そこまで暇じゃねぇんだ。」 「なんか、理解できないんですけど?」 すると生徒会長は眉間にしわ寄せてズカズカと近寄って来た。 そしてあたしの腕を掴んでグイッと引っ張るとそのまま校長室を後にした。 痛い! 痛いっつの! 「はぁ~なぁ~ぜ~!!」 あたしは足に力を入れ精一杯踏ん張った。 が………。 「お前重い。体重1トン越えてンだろ?」 ……かっちーん!! 体重45㌔ないですけど?