そして、強引に私を自分が寝ていた布団に連れ込んだ。 抱きつかれるように手が絡まって、身動き一つできない。 「…明日、先生に訴えるわよ」 「じゃぁ、みんなに発表するね」 「……」 こんな事ってあるのだろうか?? 恋人でもないでもなく、ましてや大っ嫌いな奴と。 しばらくの間硬直していると、頭上で葉月の声が聞こえた。 それはね小さな小さな呟き。