「そもそも何で私だけ…てか、そもそも問題でしょ!? 男子と女子が同じ部屋で寝るなんて!!」 文句を言いながら、歩いているとふと…知らない道にたどり着いた。 「!?」 これは、迷子と言うモノか???? まさか、自分が高校三年生にもなって迷子とは……。 立ち並ぶ商店街…。みんな、障子張りの戸。煤けた、看板。 人の気配は無い…。 でも、ここ。 教科書に小さな写真で見たことがある。 いわいる“見世”である。遊女の牢獄。 鳥肌を感じた。