「あんた、名前だけの会長でしょ!? さっさと手っ取り早く終わらせるの!!」


生徒会室に葉月を押し込んで、鍵を閉めた。


「君、意外と乱暴だね。さすが、剣道部部長」


「どーも」


……勝手に言ってろ!!


「私、あんたのせいで朝練休んでんのよ」


「ご愁傷様です」


「なっ…あんた、絶対性格悪い」


「君の前だけね」


「……ああいえば、こういう。私、そういう人大嫌い」


「大好き? 感激だよ」


「どんな耳してんのよ!!」