「あのー部長。そろそろ始めませんか…」 痺れを切らした一年生が手を挙げた。 「えっあっ、ごめん。じゃぁ、各自準備して」 「…いえ、その…」 もごもごと、一年生は口の中で呟いた。 「部長というのは…」 「そぅ、僕だよ」 「はぁぁ!?」 「君に言ったんだけどなぁ。朝」 「聞いてないわよ!!」 「勝った方に、部長権を譲る。確かに言った」