―――――朝


「ぢゃあお母さん、
いってきま~す」

「あっ依菜!
いってらっしゃい

大知!支度はできたの?
いつまでも寝てえ」

私は苦笑いしながら家を出た










「あっ依菜、おはよお」
「おはよう~」

廊下で声をかけてきたのは、
同い年の咲樹。
私の1番仲のいい親友。

「ひさしぶりだねえ」
「だね!もう咲樹なんかずっと
バイトだったんだあ」

「え~もっと遊びたかった
んだからね~(笑)」
「ごめんごめん!あは」