「うん・・・」

「っで、何で早坂と居たの?」

「えっと・・・放課後呼び出されて告白された」

「・・・・・・」

「そして、遅くなったから一緒に帰ろうって・・・」

「・・・・・・」

「だって、聖也も残ってるって知らなかったんだもん・・・言い訳に聞こえるけど・・・ごめんなさい」

「・・・杉並にキスされたから、消毒して?」

可愛い顔の聖也に言われて、

うぅっ・・・

断れないよ・・・

「目、瞑ってね?」

「ん、」

ちゅっと、触れるだけのキスをする。

それだけで、終るつもりだったのに聖也に頭を抑えられて・・・

深く、濃厚なキスになる。

「んんっ・・・はぁっ」

やっと、開放された時にはあたしはもうクタクタ・・・

「よし、教室に戻るか?」

「うん!!」

聖也と付き合って、いろいろな恋の壁にぶち当たった。

だけど、これからも聖也と二人でいろいろな壁を乗り越えたい。