あたしが詩織に渡したのは、詩織が居ないときに書いた詩織への手紙。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
静かに、沈黙が流れる。
「うん わかった」
「へ?」
「あたし、明日聖也に告白する」
・・・・・・
それを聞いた途端、「あぁ、もうこの恋は終わるのか・・・」って思った。
「返事が何になっても、ずっと友達でいて・・・?」
「あたしでいいの?」
「羽衣がいい」
「ありがとう」
そして、朝を迎えた。
今日、決着が着く。
詩織は、聖也を呼び出して告白した。
なんて言ったかは、知らないけど手を繋いで帰ってきた詩織と聖也を見たときすぐにわかった。
あたしじゃダメなんだ・・・
家に帰って、布団にうずくまった。
不思議と、涙は出てこなかった。
その代わり、明日も聖也と詩織のツーショットを見るのかと思うと、胸が痛くなった。
涙が出ないのは、涙が枯れたせい。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
静かに、沈黙が流れる。
「うん わかった」
「へ?」
「あたし、明日聖也に告白する」
・・・・・・
それを聞いた途端、「あぁ、もうこの恋は終わるのか・・・」って思った。
「返事が何になっても、ずっと友達でいて・・・?」
「あたしでいいの?」
「羽衣がいい」
「ありがとう」
そして、朝を迎えた。
今日、決着が着く。
詩織は、聖也を呼び出して告白した。
なんて言ったかは、知らないけど手を繋いで帰ってきた詩織と聖也を見たときすぐにわかった。
あたしじゃダメなんだ・・・
家に帰って、布団にうずくまった。
不思議と、涙は出てこなかった。
その代わり、明日も聖也と詩織のツーショットを見るのかと思うと、胸が痛くなった。
涙が出ないのは、涙が枯れたせい。