「へぇ~そんなことあったんだ」

「災難だったね」

「ぅん…。」


次の日に2人に言えばそぅ帰ってきた。



「ねぇ暖色のチェックのネクタイって

西高の男子の制服だよね?」


「そぅだけど?」

「何々!??気になる人でもいた!?」

「あっ、ぃや、タオル…借りて」

「「はぁ!?」」

2人の声で回りの人があたし達を見た。


「ちょっ///し、静かに!!」

「え~何でぇ??何で借りたの??」

「前進ずぶ濡れで…;;」

「あぁそっか」

「和依、相手の名前知ってんの?」


「ネクタイの裏には

『西部大地』って書いてあった…」


「じゃぁ行こうよ~」

「でも今日蜜柑家の手伝いでしょ?」

「サボる」

「「それはダメ」」


蜜柑はちぇ~っと言って頬杖をした。



「五月はぁ??」

「あたしは今日オフ」


蜜柑のだらしない質問に

五月は目を輝かせて親指を立てた。


「いいなぁ~~!!!!」

「えへへ~♪」