時がとまったかのように、俺は、呆然としていた。 『あはははははははははははははは』 その子は、笑った。 あの時と、同じように、俺の前で、爆笑した。 『何で、そんなに、呆然としてんのぉ?(笑)』 俺は、また、口から、出そうになった。 『かわいいって。』 でも、『か』まで、言ったとこで、とまった。 彼女は、不思議そうな顔で、見ていたが、気にせず、また、空を見た。