美味しい香り



よってみると、君がいた。笑顔で、パフェを食べる君がいた。

思わず言ってしまった。
可愛い
『っえ!?』

っと言って振り返る君。

『・・・』

かぁぁ。俺の顔が、一瞬で、ゆでダコに。


『アッイエナンデモナイノデゴザイマチュ』


思わず意味不明な、言葉が。


俺が、訂正しようと口を開いた瞬間



『あ・・・』
『あははははははははは』おもいっきし笑った君が、俺には、愛しくてたまらなくなった。