「さ、うちらの席は?」 と何も気にする素振りがない茉莉香はずかずかと教室に入っていく。 「ちょ、ちょっと茉莉香!」 茉莉香は、黒板に掲示されている席の表を見ている。 私も一緒にその表を覗き込むと中村千秋は、真ん中の列の一番後ろだった。 「あー千秋一番後ろ。いいなー。」 と、残念そうに嘆く茉莉香。 茉莉香の席を探すと私の列の2番目だ。 「まだ、1番前よりましなんじゃない?」 そうだけどー。とぶーぶーいいながらそれぞれの席につく。