いや、考えるのはやめよう。 そう、自分の中でキモチを封印した。 この作業を心の中で何回したのだろう。 いや、何十回、何百回もだ。 もう、これ以上ここにいるのはきつい。 そろそろ帰ろうかな。 と前を向いたとき、私は、時が止まった気がした。 「健…人……。」