涙と嗚咽混じりの言葉達…

奴は背中を撫でて、私が泣きやむ迄傍に居てくれた





「…美容院でちゃんと切って貰わねぇとな…月チャン、行きつけの美容院は?」


私を軽く抱き締めながら顔を覗かせる奴…

私は行きつけなんて無いし、何だかこの状況が恥ずかしくて首を横に振った



「…ちょっと教頭に話通して来る…月チャン、ちょっと待ってて」


そういうと奴は教室から出て行ってしまった