夢を見れたあの頃を
 僕は振り返しはしない

 けれど時々虚しくなるの
 心が空になったかのように

 昔はよかったねと
 誰かがそういいけれど

 今がそんなに
 辛い訳じゃないのに

 僕はなぜ
 涙が溢れそうになるの

 会いたい君に
 かつて共にいた仲間達に

 友達は今でも多いけど
 あの頃より嬉しくなくて

 大人になるというのは
 そういう事かな

 淋しさと虚しさと
 ほんの少しの何かを
 噛みしめながら生きていく