勇二の身体が、少しずつ、透けていく


二人は、これが最後だと、キスをした


長く…長く……


由美が目を開けると、そこに勇二の姿は無かった……


カーテンの隙間から朝日が射し込む


微かに見える外の景色は、白く輝いていた