自転車をこいでるキミを見た。 赤い自転車。 声をかけようと思っても ドキドキしてできなかった。 あぁ... どうしてこんなに好きなのかな? 自分でも分からないくらい。 あの後ろに 乗ってるあたしは未来にいるかな? キミの背中は 小さいようで、大きいかな? あったかいのかな? もしもあたしが キミにとっての『トクベツ』になれたら どれだけ幸せなのかな...? 風でなびくキミの髪。 遠くから見つめた。