「私……… ヤンキーだったって悠斗が知ったら、 絶対に嫌われると思ってた」 悠斗は私の顔を覗き込んだ。 「そんな簡単な気持ちじゃないよ」 そういって、またニコニコっと目を細めた。 私はうれしくて、悠斗の肩にもたれた。 「電車では、やめろって」 悠斗は私の頭を、優しく押した。 「いいじゃん、あんま人乗ってないし」 「だから…そういう問題じゃねぇって」 私の頭を押す悠斗の手に、負けないぐらいの力でもたれた。 「しょ−がね−なぁ…」 悠斗は下を向いて笑った。