「えっ?」 そう言って女は悠斗から離れた。 「俺の心拍数上げれんのは、桃叶しかいないから」 悠斗はそのまま何事もなかったかのように、靴を履きかえだした。 「私じゃだめですか!」 女は必死な感じだった。 私はダッシュでその女の前に立った。 「悠斗は…絶対に渡さない!絶対に渡せ…「俺は一生桃叶だけだから」 そう言って、女に向かってニコニコっと笑って、 私の手を繋いで駐輪場へと引っ張って行った。